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2009-08-10

京都与謝野のお盆

京都府与謝野町で夏休み。
しかし、今年は忙しくて、仕事道具を持参してコツコツと制作に励みました。
山にも海にも行けずじまい。あー、海に行きたかったよぉ。船に乗りたかったよぉ。
毎日、せっせと描き続けました。

200908kaya.jpg
京都北部、与謝野町の風景


200908ame.jpg
夏休みの前半は雨が多かった。


200908kiri.jpg
霧も出たなぁ。


とは言え、お墓参りは遂行せねば。
しかし、ひとくちにお墓参りと言っても青山や谷中の墓地に参るのとはわけが違う。黒いスーツや黒いワンピースを着て、霊園前の花屋で花を買って、お墓に水をかけて、線香をあげて、久しぶりに集まった親戚同士で帰りに猿楽町や根津あたりの小料理屋で冷酒でもクイッとひっかけますかぁなんてオツなもんではございません。

まずは、山に向かう道路を車であがっていきます。途中から車1台しか通れない道幅の脇道に分け入って行くのですが、この道は絶対に4輪駆動車でしか上がれません。それも2ndかロー。もちろん舗装なんかされていません。喋ってると舌噛むぞぉ。

200908yamamiti.jpg
この道を4駆であがっていきます。さらに先は、もー車ではあがれません。

しばらく上がると、そこから先は車では無理です。
まずは車を停めます。
ここでローカルルール。ロックはせずキーは差しっぱなしか、車内の目立つところに置いておきます。
これは、あとから来た人が車を動かせるようにするためです。車のキーを車内に残して行くなんて、都会では考えられませんが…。

さてさて、それでは徒歩にて出発なんですが、その前に完全武装しなければなりません。
長袖シャツに着替え、首まできっちりとボタンを溜め、さらに手ぬぐいで襟元を締め上げます。そーしないと山ダニに噛まれるかもしれないからです。こいつは一番やっかいです。噛まれると1ヵ月近く痛痒いのが続きます。ちゃんと病院に行かないとダメです。
足元は分厚いジーンズに長靴。薄いズボンはヤブ蚊が針を通します。
帽子も必需。雀蜂は(熊が天敵なんで)黒い物を攻撃してくるため、髪は隠さなければなりません。
各自、蚊取り線香に火をつけ携帯用のホルダーに入れ、腰からぶら下げます。
もちろん手には軍手です。
それぞれ、熊手やカマや竹箒や竹のカゴなどを持ち、準備完了。
気合いを入れて山道を登ります。この道は3~4分ほどの坂道ですが、油断をすると足を滑らせて転げ落ちるほど急です。以前、膝をケガしていた2年間は杖無しでは上れませんでした。

そんなこんなでやっとお墓に着きます。
勝負はこれからです。(本来はこの道すがらの草刈りもみんなで集まってしなければならないのですが、地元にいないので免除されてます。皆さん、ありがとうございます。感謝)
まずは、落ち葉(ほとんど笹の葉)を熊手で掻き集めます。
うちの墓石(1つとか2つではない。一番古そうな墓石には『日露戦争にて戦死』って刻まれてます)の周囲だけを掃除すればいいのですが、ここだけで落ち葉は45リットルのビニール袋がパンパンに6つです。すでに汗だく。
続いて、墓石の掃除。水をかけタワシで擦ります。
そのためには墓地の一番奥にある、「湧き水を集めて蛇口から流れるようにしてある所」まで水をくみに行く必要があります。
これがチョロチョロとしか出ず、バケツに水を満たすのに時間がかかります。
ここは竹藪が迫っていてヤブ蚊の巣のような所。ブンブン飛んでいるのが見えます。
連中は蚊取り線香の煙なんて全く気にしていません。耳の後ろとか袖と軍手の間とか肌の露出しているところを見事に攻撃してきます。スキンガードもしたんだけどなぁ…。

各墓石の前の土に竹筒を摸したプラスチックの花立てが刺してあります。
これを抜いて洗います。
これまた、ヤブ蚊地獄に行って洗うわけです。
そして、綺麗になった竹筒をまた土に刺してまわります。
本日はここまで。約2時間チョイ。


翌日は、まず盆花を摘みに行きます。ま、道の駅とかにも売ってるんですが、家や畑のまわりに咲いているのを切りに行きます。
そして、色や花の種類のバランスを考慮しつつ、竹筒に入るぐらいの束にして根元をワラで縛っていきます。
このセットを25束作ります。
この花束を車に載せ、昨日と同じ装いでお墓に出かけます。
竹筒に水を入れ(またヤブ蚊地獄で水くみです)花をたてていきます。
灯籠に迎え火のろうそくを立て本日は終了。
花摘みから数えるとほとんど半日かかります。

3日目です。
午前6時頃には出発です。
本日は、前日のような野良着よりは幾分マシな装いで出かけます。(とは言え、長袖長ズボンで襟を詰めていくのは守らねばなりません)
車を降りたら小さな鐘を叩きながらお墓まで上っていきます。数珠も必需。
各墓石に水をかけ、線香をたて、野菜や盆菓子やお米といったお供えを並べてまわります。
本日は小1時間ですみます。

4日目は送り火です。
これは本来お墓まで上がってしなければならないのですが、最近は家で炊いても良いようです。

そんな感じで、田舎のお墓参りは4日仕事です。
ご先祖様と深い繋がりを感じることのできるありがたい行事ですね。


60908rennzann.jpg
15日以降は晴れました。丹後半島の連山です。


60908nasu.jpg
「京都祐喜」の香山君が持ってきてくれた賀茂ナス

60908nasu2.jpg
いいナスだねぇ。


60908mint.jpg
うちの敷地内にミントの群生発見。

60908so-da.jpg
早速、ミントソーダに。暑い午後には最高だぁ。


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与謝野在住者

はじめまして
与謝野で写真を撮ったり
広告をつくったり
めだかやカブトムシを育てたりしておる者です。
藤原さんのことは もっく で聞いておりました。
私もお酒が大好きで
大阪で 広告代理店を自営していた時に
ゆかい酒の会 というモノをしておりました。
次回 こちらに来られる際は
宜しければ 是非とも 一緒に 
うまいビールを飲みたいと・・・・
 取り敢えず 御挨拶まで。
       アドプラン 夢来堂    桜井 ヒロム

ありがとうございます

桜井さん

コメントありがとうございます。

もっくには、先日も顔を出しました。
めだかをたくさん見せてもらいました。

今度帰ったときは、是非、お目にかかりたいですね。

今後ともよろしくお願いいたします。
プロフィール

藤原ヒロユキ

Author:藤原ヒロユキ

プロフィール
大阪教育大学卒業後、中学校教諭を経てフリー。イラストだけでなく、エッセイ、コラムも好評。ビールを中心とした食文化や野球、街角にも超精通。

ワールドビアカップ、グレートアメリカンビアフェスティバル(ともにアメリカ)、ターボルビアフェスティバル(チェコ)など国際的ビアフェスティバルの審査員を務める。主な著書は「知識ゼロからのビール入門」(幻冬舎)、「藤原ヒロユキのイラストで巡る世界のビール博物館」(ワイン王国社)他多数。2013年より季刊誌「ビール王国」(ワイン王国社)の編集主幹となる。日本ビアジャーナリスト協会会長。ビアジャーナリストアカデミー学長。

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