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2009-08-07

天気予報よりも信じるべきものは?

午後7時から天王洲球場でムーンライトリーグの試合。
ところが、午後6時30分頃から突然の夕立が! 
それも半端な降りようではない。屋根の無い所に1秒でも出れば一瞬にしてずぶ濡れといった塩梅である。
球場の管理所に行き、係員に『今のうちにホームプレートの土の部分だけでも雨よけシートを張るべきだろう。人手がないなら手伝う』と言ったのだが『天気予報を見る限り、この雨はすぐに止む。土が硬くなっているので水を撒きたいと思っていたぐらいなのでちょうどイイ。シートを被せる必要はない』との返答だ。
ちなみに、球場全体は人工芝。各塁の土の部分は野球サイズに抜かれているためソフトボールで使用する我々とは距離が違うので関係がない。ホームプレートとバッターボックス周辺の土がぬかるまなければ雨さえ止めばすぐにでもプレーできる。
数分たち再び『一刻も早くホームプレートの土の部分だけでもシートを張るべきだろう。人手がないなら我々も手伝う』と言ったが、係員はPCを見ながら(どうやら天気予報サイトのようなものを見ているらしい)『もうすぐ止むから必要はない』との解答だ。今ならまだシートを張ればギリ間に合う段階なのだが…。
予報より、見るべきは目の前の現実だろう! どんどん土がぬかるんでいっている。
で、7時30分頃に雨は止んだ。
私はフィールドに入り、バッターボックスに向かった。
するとズボッと足が沈み完全な壺足状態。慌てて足を抜いたが、地面には雪男の足跡よりも深く明確な跡が残り、その穴が周囲からメルトダウンしていく。ここは底なし沼か? 赤いスパイクはくるぶしの上までベットリと泥が付いて黄土色のスパイクになってしまった。

事務所に戻ると我がチームの球場確保係が係員に『では、使用書にサインして』言われていた。
おいちょっと待てよ。フィールドの状態もチェックせずに貸し出しかよ! これじゃ、やらずぼったくりだ。
『フィールド、見たのか? 使えるかどうか見たのか? キミ、ちょっと出てきたまえ。一緒に確認しようじゃないか』と係員を呼び出し、フィールドに同行させた。
『私達は、早めにシートを敷こう。なんらら手伝う。と言いましたよね。ところがあなた達は、大丈夫と言いましたよね。 いかがですか? あなた、ちょっとバッターボックスに立ってみてくれませんか?』と促した。
係員がバッターボックスに向かったが、二歩三歩と進んだだけでズボズボズボと足がめり込んでいき、慌てて飛び退いた。
『だから言ったでしょ。あの時にあなた達はフィールドの状態も見ずに天気予報がって言ってましたよね。たしかに止んだけど、その結果はどーですか? 雨が降り出したときにしなければいけないことは、いつ止むかの予想ではなく、雨よけのシートを敷くことでしょ?』と。
すると、相手もなかなかのもんで
『あの時は雷が鳴っていたんで外に出るのは危険と判断した』なんて言い訳を即座に思いついてきた。
ダメダメ、そんな後付けの言い訳は。
『じゃ、なんですぐにサッカーを中止にさせなかったの? 雷が鳴ってる雨の中で、ずぶ濡れになりながらサッカーをしてたじゃない。させてたじゃない』
ちなみに、私達の使うフィールドはサッカーにも使われ、当日も高校生が5時~7時枠でサッカーの練習をしていた。サッカーのフィールドは野球のフィールドとは場所がずれているので、ホームプレート周辺は使用されておらず、シートを張ることは可能だった。
『雷が危険で屋外に出ることを断念したとするなら、高校生にはその危険な場所でサッカーをさせ続けたわけね?』と訊くと、黙りこくってしまった。
長年、ソフトボールをやっているとこーゆーサボリの係員に何度となく出会う。とにかく連中は、雨が降ったらあとの整備が面倒くさいだのロッカーが汚れるだのと『中止! 中止!』にしたいのだ。
本日もそのたぐいだ。
たしかに今日はもー、このフィールドは使えない。
だから諦めるが、言うことは言っておかないと。

運河を挟んだ南ふ頭公園球場を午後9時から借りていたのでとっとと移動。
8時頃到着したが、7時~9時枠のチームが試合をしていた。
こっちは雨が降ってすぐにシートを敷いたんだって。
ね、出来るでしょ。シートさえ早めに張れば。止めばすぐに出来るでしょ。

200908mls.jpg
てなわけで第2試合は、つつがなく開催。

初回の第1打者が打ったフライがレフトを守っている私の方へ飛んで来た。
左中間に背走しながら落下点に入り『いただき』と思ったが、あれ? コツンと頭が痛いじゃない。
なんと、グラブからボールがこぼれ、頭に当たり、コロンコロンと人工芝の上を転がって行く。
バッターランナーはあっと言う間に3塁に。ノーアウト3塁!
こーゆー時、とにかく祈ることは『このエラーが失点に繋がらないように』ってことだ。

チームメイトが好守を続け、ランナーを3塁に釘付けにしたまま2アウトが取れた。
あとアウト1つ。
すると、さっきと似たような左中間の飛球がぁ!
今度はなんとか捕れて3アウト。いやぁ~ホッとした。
それから立て続けに各イニングの3アウト目の飛球が私のところに飛んできた。
不思議な巡り合わせのゲームだった。
試合は6対7で負けたが、1点を争う好ゲームだった。

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プロフィール

藤原ヒロユキ

Author:藤原ヒロユキ

プロフィール
大阪教育大学卒業後、中学校教諭を経てフリー。イラストだけでなく、エッセイ、コラムも好評。ビールを中心とした食文化や野球、街角にも超精通。

ワールドビアカップ、グレートアメリカンビアフェスティバル(ともにアメリカ)、ターボルビアフェスティバル(チェコ)など国際的ビアフェスティバルの審査員を務める。主な著書は「知識ゼロからのビール入門」(幻冬舎)、「藤原ヒロユキのイラストで巡る世界のビール博物館」(ワイン王国社)他多数。2013年より季刊誌「ビール王国」(ワイン王国社)の編集主幹となる。日本ビアジャーナリスト協会会長。ビアジャーナリストアカデミー学長。

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