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2011-03-17

”オール電化”という我田引水の体質が起こした無計画停電

私の事務所にはクーラーがないことは先ほどの原稿にも書いた。
2008年9月16日にクーラーのラインを止めて以来、再契約していないのだ。
(いきさつは藤原ヒロユキ日記アーカイブ2008年2月7日2007年9月16日で御覧いただけます)
 
それから、2009年と2010年は全くクーラー無しの生活をしている。また、その決断にいたった2008年の夏もその前の2007年の夏も数日間しかクーラーを使用していない。(その経験があったから2008年の秋に「脱クーラー宣言」をする気になれたわけだ)

そして、この間、自宅でもリビングのクーラーは全く使っていない。猛暑が記録された去年ですら、寝室のクーラーは8月に3日間、2時間ずつつけたのみだ。

ここは東京都新宿区だ。避暑地ではない。
また、風が通る高層ビルでもなく、事務所は2階で自宅は3階だ。
大丈夫。問題ない。
勇気を持ってクーラーを切ろう。
窓に葦簀を垂らして開けてみよう。風は思いのほかよく通る。

朝はなるべく早めに起きて涼しいうちに仕事にかかる。
うちは午後の遅い時間と夕方に南西の陽が射すので、この窓には葦簀を垂らしてある。
陽の傾きによって差し込む場所が変わるので、巻き上げたり垂らしたりと調節する。
熱中症にならないように水分をこまめに取り汗をかき、タオルで拭いながら仕事をする。

どうしても「無理!」と感じた日が2日間だけあったので「1人で冷房をかけるよりみんなで集まって冷房をかければ効率も良いはず」と思い「そうだ図書館へ行こう」と出かけた。
久しぶりの図書館は、ほぼ満席だった。
図書館は冷えすぎておらず、イイ塩梅だった。
うっすらと汗ばむほんのすこし手前といった感じ。心地よかった。
このような生活をしていると、暑さに強く冷房に弱くなる。ほとんどの店の冷房が「強すぎる。寒い」と感じる。
みんな冷やしすぎだ。

また、私は冬もエアコン無しでやっている。
事務所も自宅も暖房はガスを使っている。キッチンも風呂もガスだ。

もちろん、電気も必要だ。冷蔵庫や照明、PC、電話機といったものは電気無しでは動かない。
でもすべてを電気に委ねる気持ちはない。

「原発が無ければどーなりますか?もっともっと停電させますよ。電車も動きませんよ。困るでしょ?」と東電は脅かすが、本来は他のエネルギーが使える暖房などを電気を使わせる”オール電化”を推進し、消費量を上げさせた結果ではないか? 
我田引水の体質が起こした無計画停電ではないか?

暖房や調理や風呂やトイレまで電気に頼る必要はない。
今日もまた言おう。
NO!オール電化。NO MORE 原発!
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2011-03-17

ヒーロー気取り? 逆ギレ? 開き直り?

私の事務所にはクーラーがない。
正確には、「あるにはあるのだが、一般の電気とは別に引かれたクーラー専用のラインを2008年2月7日以降止めている」というものだ。
このいきさつに関しては藤原ヒロユキ日記アーカイブ2008年2月7日に出ているので是非読んでいただきたい。また、その伏線になる出来事も2007年9月16日に出ているので御覧いただければありがたい。

この日記を読んでいただければ、東京電力という会社がどのような会社か御理解いただけるだろう。
東京電力の恐ろしい契約システムと背筋の凍る恐ろしい体質がわかるはずだ。

今回の事故は、「原発は安全である」という嘘をなんとか取り繕おうとして、事故の大きさを隠蔽した結果、かえって取り返しのつかない自体に進んでいったものだ。
いち早く、事実をつまびらかにして国内外の原子力施設事故のスペシャリストや自衛隊の協力を要請するべきだっただろう。

3/15付けの新聞で原発に詳しいノンフィクション作家広瀬隆氏が
『原発の中には使用済み核燃料を貯蔵しておくプールがあるが、その状態も解らない。冷却水の循環もできているとは思えない。』
と述べていたがまさにその通りになってしまった。
今となっては自衛隊のヘリも遠くから霧吹きのような程度の放水(散水)しかできないようになってしまっている。

MSNニュースによると
『《逃げずに作業を続けているのも東電です》などという東電女性社員のものとおぼしき日記(現在は削除)が16日にツイッターやブログで“拡散”。《現場で命を懸けて作業にあたっている職員も大勢いることを忘れてはいけない》などとする称賛の声が続々と登場した。』
とあるが、怒りの震えが止まらない。私に言わせればマッチポンプも甚だしい。

事故を自らのミス(地震と津波は天災だが、その後の事故は人災だ)で大きくし、処理にあたってヒーロー気取りか? 逆ギレか? 開き直りか?
改めて東電の体質と正体を見たりといった感がある。腹立たしい。

同ニュースでは
「東京電力をめぐっては、原発4号機で起きた火災の鎮火を確認せず再出火させたり、海水を原子炉に注入するポンプが職員のパトロール中に燃料切れとなり「空だき状態」になったりと、致命的なミスが相次ぐ。」と続けている。
燃料切れだぞ、燃料切れ!
それでもヒーローか?

《逃げずに作業を続けているのも東電です》などと言う前に東京電力の会長社長役員社員が総動員で原発から半径30㎞以内に取り残された一般の人々に防護服を届けに行くべきではないか?

現在、最も大きな被害を受けているのは、原発から半径20㎞以上30㎞未満に暮らす人達だ。(半径20㎞以上にはすでに人はいない)
逃げることも出来ず、屋内退避を強いられている。
そしてそこには誰も物資を運び込むことをしようとしない。食料も底をつき出している。
外に出ることも出来ず、誰も来てくれず。。。
まさに陸の孤島だ。目に見えない放射線の恐怖におびえながら、兵糧攻めにあっている。

《逃げずに作業を続けているのも東電です》などと言う前にそこで怯えている一般の人々を助けに行け! 車が無いならガソリンが無いなら歩いて行け。
そして、疲れ果てた一般の人々をおぶって帰ってこい。
《逃げずに作業を続けているのも東電です》はあたりまえのことをしているだけだ。
たしかに、命をかけてがんばっている社員には家族もいて心配もあるだろう。
しかし、私に言わせれば、その企業で働いてきた人間の最低限の義務だろう。
特に会長、社長、役員といった人々こそ現場最前線で指揮をするべきだろう。
すくなくとも一度ぐらいは現場や非難地域に行くべきではないか?
自ら事故を大きくして何を会議室で威張っているのか?


《逃げずに作業を続けているのも東電です》などという発言に疑問を感じ、理解に苦しむのは私だけだろうか? 
プロフィール

藤原ヒロユキ

Author:藤原ヒロユキ

プロフィール
大阪教育大学卒業後、中学校教諭を経てフリー。イラストだけでなく、エッセイ、コラムも好評。ビールを中心とした食文化や野球、街角にも超精通。

ワールドビアカップ、グレートアメリカンビアフェスティバル(ともにアメリカ)、ターボルビアフェスティバル(チェコ)など国際的ビアフェスティバルの審査員を務める。主な著書は「知識ゼロからのビール入門」(幻冬舎)、「藤原ヒロユキのイラストで巡る世界のビール博物館」(ワイン王国社)他多数。2013年より季刊誌「ビール王国」(ワイン王国社)の編集主幹となる。日本ビアジャーナリスト協会会長。ビアジャーナリストアカデミー学長。

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